Eclipse環境での開発サポート

一人で開発している分にはあまり気になりませんが複数人で開発するときに書き方がバラバラだったり、レビューが大変だったりします。コード規約を作っても読まなければならず徹底するのは大変です。 そこで、Eclipseで利用できる開発サポートツールをいくつか紹介します。

Checkstyle

まずは、Checkstyleです。これはPleiadesを使っていればバンドルされています。Checkstyleは静的コード解析ツールでルール通りに記載されているかを自動でチェックしてくれるツールです。デフォルトでは、google_checks.xmlが有効になっています。自分好みの設定をすることも可能です。ちなみに僕はタブ区切りでも良いようにルールを変更しています。

Findbugs

FindbugsPleiadesにバンドルされています。これもCheckstyleと同様、静的コード解析ツールですがこちらはバグになりそうな可能性のあるコードを見つけてくれます。

Eclipse Metrics

あと個人的には、Eclipse Metricsというものを入れています。これは、ソースの複雑度(クラスやメソッドの行数、ネストの深さなど)を計測できるツールです。警告されれば、クラスの責務やメソッドの凝集度などを考える機会になります。 Pleiadesにはバンドルされていなかったので以下のページを参考にインストールしました。

www.ibm.com

これらを使わなくても開発は可能です。ですが、あった方が保守しやすいコードが書けるかと思います(何ヶ月か前に書いた自分のコードはもはや他人のコードです)。課題としては、設定内容をファイル化してバージョン管理できるようにすれば変更を追跡できて、他の人の環境にも容易に反映することができます。 これらをほぼ網羅でき設定ファイルの共有も楽なRubyGemsrubocopは素晴らしいですね。