Jerseyことはじめ

Jerseyとは、「RESTful Web Services」を構築するためのフレームワークです。
JAX-RS (JSR 311 & JSR 339) のリファレンス実装です。
WebAPIを簡単に実装できますよって話です。
詳しくはこちら


Jerseyで開発をするにあたり、いくつか設定が必要です。
今回は、必要な設定について書いていきます。

前提条件
IDEはEclipse4.2
・依存関係の管理はMaven

まず、Eclipseでプロジェクトを作成するところから始めます。
新規プロジェクトを作成するときは「Maven」→「Mavenプロジェクト」を選択。
アーキタイプはグループID「org.apache.maven.archetypes」、アーティファクトID「maven-archetype-webapp」を選択。
グループIDとアーティファクトIDに任意の値を入力して完了です。
プロジェクトが作成されると「src/main/java」、「src/main/resources」にビルドパスが通ったプロジェクトが出来上がるはずです。
(私の環境だと「src/main」の下に「java」がなかったので自作しました。)

次にJerseyのライブラリを読み込むためpom.xmlに以下のように記載します。

<dependency>
    <groupId>org.glassfish.jersey.containers</groupId>
    <artifactId>jersey-container-servlet</artifactId>
    <version>2.4</version>
</dependency>

Servlet 3.0系については、web.xmlの設定は不要です。
以下のようなクラスがあれば動きます。
(Servlet 2.xについては、web.xmlの設定が必要です。詳細はこちら)

import javax.ws.rs.ApplicationPath;
import javax.ws.rs.core.Application;

@ApplicationPath("resources")
public class MyApplication extends Application {
	
}

とりあえず、これで最低限の設定は完了(のはず)。
あとは、resourceクラスを作ればアクセスできます。